暦の上では春の始まりとされる立春。
まだ寒さは残るものの、日差しや空気の中に少しずつ変化を感じる季節です。そんな微妙な変わり目は、特にシニアのわんにゃんにとって、体調が揺らぎやすい時期でもあります。
若い頃よりも動きがゆっくりになり、眠る時間が増えた今。
日向ぼっこをする場所が定位置になったり、呼びかけに少し間があったりする姿を見ると、「ちゃんと歳を重ねてきたんだな」と胸がじんわりします。春の気配を感じながら、同時に体は慎重に季節の変化と向き合っているのです。
立春の養生で大切なのは、「変えすぎない」こと。
急に生活リズムを変えたり、運動量を増やしたりする必要はありません。お散歩は短くても、外の空気に触れるだけで十分。関節や筋肉に負担がかからないよう、歩く速さや地面の冷たさにも気を配ってあげたいところです。
この時期は、冷えにも要注意。
床や寝床が冷えていないか、風が直接当たっていないかを確認するだけで、シニアの体はぐっと楽になります。ごはんやお水も、体を冷やしすぎない工夫が養生につながります。
立春は、新しく頑張る季節ではなく、やさしく整える季節。
これまで一緒に過ごしてきた時間を信じて、いつものペースを大切にすることが、何よりのケアです。
今年の立春も、そばにいる温もりを確かめながら。
シニアわんにゃんと一緒に、穏やかで安心できる春の入口を迎えられますように。
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